全情連の歴史
1972年、日本で最初の個人信用情報機関である「レンダースエクスチェンジ」が設立されました。そしてその4年後の1976年9月に、全国に10あった情報センターを統轄するために「全国信用情報センター連合会(全情連)が設立されました。現在では全国に情報センターは33あり、それらの統轄機関として全情連があります。33の情報センターはそれぞれ独立した法人として運営されていて、貸金業者を主要な株主としています。
全情連に登録されている情報
全情連に登録されている情報は以下の通りです。
- 本人を特定するための情報
- 氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・勤務先など
- 消費者ローンの借入に関する情報
- 貸付件数・貸付日・貸付金額・貸付残高・貸付区分・入金日・入金予定日・完済日など
- 消費者保護および会員の与信補足のための情報
- 情報内容を審査中である旨の情報、本人申告コメント、サービス情報(名義注意・旧氏名)など
- 照会事実に関する情報
- 照会状況、会員が情報センターに新規顧客の紹介をした年月日と回数
- 延滞の事実に関する情報【延滞】
- 約定返済日(入金予定日のことです)から、3ヶ月以上何も入金されていないもの。
- 延滞が解消された情報【延滞解消】
- 【延滞】登録されたもので、そのご延滞分が入金され、延滞状況が解消されたもの、またはその後完済されたもの
- 参考情報
- 債務整理・破産申立・特定調停・民事再生・保証契約弁済・カードの強制解約など。
登録情報の保有期間
全情連に登録された情報の保有期間は以下の通りです。
- 本人を特定するための情報
- 借入内容などの情報が登録されている期間中
- 消費者ローンの借入に関する情報
- 貸付中のものは登録されている期間中
- 完済分は、最新の完済日から5年間
- 消費者保護および会員の与信補足のための情報
- 当該の情報が調査中の期間
- 確認日から5年間
- 照会事実に関する情報
- 照会した当日を含め3ヶ月間
- 延滞
- 延滞継続の期間中
- 延滞解消
- 延滞解消した日から1年間
- 参考情報
- 発生日から5年間
本人開示請求について
自分の現在の信用状況(延滞の状況など)を知るために、全情連で個人の信用状況を開示することができます。
- 受付方法
- 開示窓口にて受付・閲覧による開示
- 受付窓口
- 全国33カ所の情報センター
- 受付時間
- 毎週月〜金曜日 10:00〜12:00 13:00〜16:00
- 対象者
- 情報の開示を希望する本人、またはその代理人
- 必要書類
- 運転免許証やパスポートなど、本人確認書類
- 費用
- 無料
- 全情連WEBサイト
- http://www.fcbj.jp/
全情連への登録人数は約1743万人、照会件数は15408万件、報告件数に至っては48,319万件にも及びます。開示する人も多いので、遠慮なく開示をしてみてください。